椎葉山仙人
05/20: 霊谷 荒淵谷
荒淵谷は標高1,340メートルの笹の峠の広大な原生林から湧き出る清水を集めて源流としています。
その名が示すように急峻な渓流で、人跡の入谷を拒絶するような滝や淵がいたる所にあり、ヤマメの原種が棲息している貴重な自然形態を保っている渓谷です。
その昔、この地域を治めていた庄屋がこの谷から水路を引くことを企画して大事業を完成させたそうです。
そのお陰で、当時焼畑による雑穀を主食にしていた生活から、お米を栽培する現在の棚田が開けていったと言われます。
気の遠くなるような歴史があったことを物語るマチュピチュです。
その名が示すように急峻な渓流で、人跡の入谷を拒絶するような滝や淵がいたる所にあり、ヤマメの原種が棲息している貴重な自然形態を保っている渓谷です。
その昔、この地域を治めていた庄屋がこの谷から水路を引くことを企画して大事業を完成させたそうです。
そのお陰で、当時焼畑による雑穀を主食にしていた生活から、お米を栽培する現在の棚田が開けていったと言われます。
気の遠くなるような歴史があったことを物語るマチュピチュです。
05/20: 廃屋に からみて白き 野バラかな
大イチョウの里から人里はなれた1軒屋、住む人が絶えてから20年も経つだろうか?
久しぶりに通りかかってみるとわびしい廃屋の姿です。
以前は老婆が1人で気ままな生活を愉しんでいたのですが、年老いて子供のところに身を寄せて・・・
以来管理する人もなく放置されています。
屋根まで伸びてからみついて咲き乱れている白い野バラがひときわあざやかなだけにいっそうわびしさを駆り立てます。
久しぶりに通りかかってみるとわびしい廃屋の姿です。
以前は老婆が1人で気ままな生活を愉しんでいたのですが、年老いて子供のところに身を寄せて・・・
以来管理する人もなく放置されています。
屋根まで伸びてからみついて咲き乱れている白い野バラがひときわあざやかなだけにいっそうわびしさを駆り立てます。
05/20: 大イチョウの里 田植え風景
椎葉のマチュピチュ 大イチョウの里の棚田は今 田植えの準備で大忙しです。
少雨の被害で各地で水不足が出ており 「田植えの準備が出来ない」 と悲痛な声が聞かれますが、大イチョウの里の棚田では、先人達の工夫と努力で、耳川支流の荒淵谷 (画面右側の谷・後述) から水源を取り、数キロの水路を引いているため、さほど影響はなく作業が進んでいます。
先人達が,田の面積よりも広いような石垣を、延々と築きながら開田した努力と苦労を想うと、そうた易く放置することは出来ないと、集落のみんなが力を貸し合って頑張っています。
少雨の被害で各地で水不足が出ており 「田植えの準備が出来ない」 と悲痛な声が聞かれますが、大イチョウの里の棚田では、先人達の工夫と努力で、耳川支流の荒淵谷 (画面右側の谷・後述) から水源を取り、数キロの水路を引いているため、さほど影響はなく作業が進んでいます。
先人達が,田の面積よりも広いような石垣を、延々と築きながら開田した努力と苦労を想うと、そうた易く放置することは出来ないと、集落のみんなが力を貸し合って頑張っています。
05/15: 月明かり 夜目にも白き 椎の花
椎葉の山々の照葉樹林では今 椎の木の花が満開です。
椎葉では椎の木の花が見られるのは、標高500メートルくらいまでが限界のようです。
他の花と同じように耳川の下流から咲き登ってきてようやく椎葉までたどり着きました。
今年は少雨乾燥の影響で花が少ない感じです。
そして昔の人たちの知恵でこの花の咲くころがちょうど
お茶の摘みごろといわれています。
今年は寒気が遅くまで居座っていたのと、最近の少雨の影響か、
例年より生育が遅くてお茶摘が数日遅れになってしまいました。
無農薬にこだわって除草剤も散布させないで丹精こめて管理してきた
妻の努力がうかがえる見事な茶畑です。
例によって2歳と9ヶ月になったおせっかい孫が
「カセイスルネ・・・」 と言っては足手まといです。
が 休憩の時間には、「ツカレタネー・・・」
と言って背中に回って肩をたたいてくれるしぐさに、
おもわずウルッときたり、大笑いしたり・・・
五月の風が吹きぬける木陰で一休み、
孫たちの歓声がひびくだんらんのひと時に
疲れも吹き飛んでしまいます。
椎葉では椎の木の花が見られるのは、標高500メートルくらいまでが限界のようです。
他の花と同じように耳川の下流から咲き登ってきてようやく椎葉までたどり着きました。
今年は少雨乾燥の影響で花が少ない感じです。
そして昔の人たちの知恵でこの花の咲くころがちょうど
お茶の摘みごろといわれています。
今年は寒気が遅くまで居座っていたのと、最近の少雨の影響か、
例年より生育が遅くてお茶摘が数日遅れになってしまいました。
無農薬にこだわって除草剤も散布させないで丹精こめて管理してきた
妻の努力がうかがえる見事な茶畑です。
例によって2歳と9ヶ月になったおせっかい孫が
「カセイスルネ・・・」 と言っては足手まといです。
が 休憩の時間には、「ツカレタネー・・・」
と言って背中に回って肩をたたいてくれるしぐさに、
おもわずウルッときたり、大笑いしたり・・・
五月の風が吹きぬける木陰で一休み、
孫たちの歓声がひびくだんらんのひと時に
疲れも吹き飛んでしまいます。
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民俗学者柳田国男が椎葉を訪問したとき最初に足を踏み入れた大イチョウの里松尾が私の地区です ボケ防止にとパソコンをはじめてようやくブログまでたどり着きました。これから椎葉の四季を紹介していきますのでよろしく・・・
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