椎葉山仙人
■ 虹
アジサイの季節から2か月・・・
パソコンのidやパスワードを忘れたりと 筆不精も手伝ってのご無沙汰でした !(^^)!
台風9号・10号と 台風シーズンの到来です
先の台風9号は夜半に九州を足早に通過して行ったけれど・・・
さしたる被害もなく 翌朝は山里にきれいな虹のプレゼントを演出してくれて・・・
ほっかり気分でした(^^♪
台風やら・・ コロナやらでさんざんなオリンピックでしたが・・・
ホームステイでオリンピックを観戦しながら日本勢の活躍に喝采でした
21/08/12
■ 紫陽花の季節です
4月に「はいかい」をアップしてからはや2ヶ月が慌ただしく またたく間に過ぎた感じです
仙人の棚田も田植えが済んで一段落です
今年までは田植え機を運転する気力体力が残っていました
毎朝 子どもたちの通学に付き合うことで 1日の活力をチャージです
通学路の途中には・・ 日陰を好むユキノシタが可憐な花をつけています
群生すると目につくのもこの季節です
棚田周辺にはSさんが丹精込めて管理しているあじさいが見頃になりました
この季節になると花々もその存在をアピールするかのように咲き誇っていますが・・・
棚田の土手やあぜ草も旺盛に繁茂します
先日 土手の草刈り中に足を滑らせて2メートルほど滑落して転倒するハプニングをしでかして・・・
顔面を負傷してしまいました
・・・足場が滑ったので「転倒したのは歳のせいではなかった」 と
いくら弁解しても信用してもらえません
骨折などの大怪我に至らなかったのは まだまだ運動神経が 反射能力がある証拠・・・
と買いかぶっている自信過剰の山仙人の日常です
まだまだ梅雨明けの情報がありません
昨日は雨の中を久しぶりに渓流釣り徘徊をしました・・ 釣果はかなりの増水で良好
21/06/16
■ はいかい・・ 徘 徊
コロナウイルスが椎葉にも感染・・・の情報に
平穏な山村ながら蜂の巣をつついたよう騒動です
グランドゴルフで・・・ ゲートボールで・・・ いきいきサロンでと・・・
高齢者たちが日々楽しんでいた行事が全てキャンセル ストップです
2・3日は家ごもり(今流にステイホーム)でしばらくはテレビを見たり家の周りの仕事をあれこれと・・・
が 心身ともにストレスがたまるばかり・・・
そこで 一人旅の徘徊でと 笹ノ峠に出かけてみました
情報では今朝の日の出は5時36分とか・・
旅装束はいつもはきなれた地下足袋で・・ 峠はまだ寒いと厚めのジャンバーで
しばらくぶりの峠道 風倒木などありはしないかと・・使い慣れた腰ナタに腰のこ
山の神にお供えするお神酒も・・・
前夜のうちに準備万端整えておいて・・・
朝4時50分に我が家を出発です
と いっても峠のすぐ下まで林道ができているので登山というよりもハイキングみたいな・・・
それでも一汗かいて登頂は5時30分 ちょうど東の空が茜色に染まって・・・
正月の初日の出とはずいぶんとかけ離れた方向から太陽が顔を出しました
峠からの日の出は何時見ても新たな感動で 思わず合掌してしまいます
持っていったお神酒を山の神にふりまいて・・・ 自分もおすそ分けを頂いて・・・
しばらく山の神と語らいです
何百年立っているのか??? ブナの巨木は悠然として新緑を芽吹いています
昨年の台風でか??? 大きな枝が折られているのが痛々しいです
道中には高山のツツジの花が・・・
峠から見下ろす神門盆地の雲海は見事です
昔 長老たちの駄賃付けで峠越しの話の中に出てきよった「神門の朝霧は・・・」の話を思い起こします
途中の追分に立っている石碑が目に付きました
「右 畑村へ
左 下松尾へ」
明治40年建立・・ とあります
書物によると柳田國男が初めて椎葉に足を踏み入れたのが明治42年(1909年)7月13日だったとか
峠付近には交差路が多いので庄屋があった下松尾への案内標識だったのかも・・・
手前みそながら・・
林道から登山道への上り口に建立した碑
あれから14年も経ったのか・・・ と 歳月の流れの速さを痛感します
帰りに大イチョウ公園にも立ち寄ってみました
一時の間 コロナ騒動を忘れた癒やしの散策 徘徊でした
21/04/25
■ 廃屋の 盛衰しのぶ 梨の花
灯りが消え 人影も絶えて数十年・・・
廃屋が朽ちていくのは早いです
仙人の棚田の先駆者として活躍したであろう人々の・・・
往時の 大家族で賑わっていた頃の面影は今はなく・・・
庭先に立つ梨の木は その頃の盛況を物語るように今年も梨の花を開かせています
子供の頃にこの梨の木になったナシを求めて 悪童たちが群がって 老爺から追っかけられたことが懐かしく思い起こされて・・・
そこで 一句
廃屋の 盛衰しのぶ 梨の花 (駄作)
(^o^)/ (^o^) (^o^)/ (^o^)
水路開設記念碑
平成元年にポリホースに改良された時に古文書を見つけて記録したものです
記念碑には慶応4年と記されています
総工費 39円 ・・・ 現在の貨幣価値ではいくらになるやら・・・
先人たちの努力によって開設された水路・・ 総延長は4キロあまり・・・
これの開通によって開田が進められて 旧態依然とした焼畑農業の雑穀食生活からは脱皮したが それでも大家族の胃袋を満たすまでには至らず、ひえ・あわ・とうもろこしなどの雑穀に米が交じる程度の食生活でした
(当時は 米は南郷地区の神門から駄賃付けによって持ち込まれる貴重品でした)
開設当時、地堀りの水路は途中でろ水が多く また台風や豪雨による被害などで その修理作業は毎年毎年過酷なものでした
そんな重労働を回避するために平成元年にポリホースに改良したことから
仙人の棚田の水事情は一段と豊富になりました
そんな歴史に想いを馳せながら・・・
まだまだ俺が・・・ と
このレンゲソウも満開を前にすき込まれそうです
暇を見つけて展望台まで登ってみました
咲きほこった山桜が春霞に霞んで見えました
ちょくちょくブログに出てきている孫の卒業式も終わって・・・
4月からはいよいよ中学生です
21/03/28
■ 木蓮物語
ポカポカ陽気に誘われて 咲き始めた桜をバックに今日もゲートボールに集まって・・・
コロナ対策はバッチリと 密にならないようにと・・・
マスクもしっかりと・・・
いつも集まるメンバーでワイワイがやがやと・・・にぎやかです
そんなゲートボール場にいつ頃からか猫が住み着いて・・・
死んでいるのではありません 「早く昼食にならんかなー・・」と
ご馳走のおねだりの待ち時間中の昼寝です
ヒヨドリも暖を求めてか・・ エサをさがしてか
ゲートボールの騒動をよそにみかんのお余りをちゃっかりと失敬して・・・
和やかな風景です
(^o^) (*^^*) (^o^) (*^^*) (^o^) (*^^*) (^o^)
今どき どこからみても目につくのが於久さんの庭の木蓮です
ゲートボール場に近いので昼食の後に徘徊してみると木蓮の花が満開です。
花が上向きに咲いているところから「木蓮」という名前になったとか・・・
木蓮の花言葉は 「自然への愛」 「持続性」とか
庭先にしばしたたずんで見惚れていると・・・
当家の主婦のK子さんが出てきての会話の中で・・・
「この木蓮には数々の思い出があっとよねー」 と
長男が松尾小学校に入学するときの記念樹にもらったものよ・・・
長男は 体格は良い方だったけど それでも重過ぎるような大きな苗木を 担いで帰ってきよるのをみて 途中まで加勢にいって持ち帰り 親子3人で庭先に植えたものでした
昭和59年?の春 (ピッカピカの1年生だったでしょうね) ?(^o^)/
あれから30数年・・・
於久家の歴史を見つめながら 毎年この季節になればこんなに見事な花を見せてくれながら大木になりました
そんな中で忘れがたい思い出は・・・
平成19年に主人が68歳で他界したときのことです
当時はまだ みんながそう願っていたように
「俺が死んだときの葬式はこの家から出してほしい」
と いわれていたので 自宅葬で葬儀を行いました
その しめやかに葬送出棺するときの庭先に この花が満開でした
涙目で見上げて 霞んで見えたけど・・・ きれいでした と
平成19年3月10日のことでした
あれから14年・・・ この花が咲くたびに主人を思い出すと・・・
花を愛でる人は それぞれに忘れがたい思い出を持っているんだなー
と・・・ うるうるの物語でした
(^o^) (*^^*) (^o^) (*^^*) (^o^) (*^^*) (^o^)
話の終わりに・・・ ぼつぼつゲートボールでもして遊ばんね
と誘ってみたけれど・・・ まだまだ現役のホームヘルパーさん・・・
「そのうちにねー」 とやんわりと断られました
・・・でしょうね 孫たちに囲まれているとはいえ まだまだ○○歳の ・・・ ですからねー
21/03/15
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民俗学者柳田国男が椎葉を訪問したとき最初に足を踏み入れた大イチョウの里松尾が私の地区です ボケ防止にとパソコンをはじめてようやくブログまでたどり着きました。これから椎葉の四季を紹介していきますのでよろしく・・・
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