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鶴富屋敷

国指定重要文化財

鶴富屋敷

鶴富姫と那須大八郎の恋物語の舞台ともなった場所。正式には那須家住宅という。建物は藤原期の寝殿造りで、椎葉の代表的な作り。この家の建立は明確な資料がないが建築技術等から約300年前と思われる。昭和31年国の重要文化財に指定された。

(解説)
椎葉の民家は「並列型民家」と称し、皆同じような型式で、家屋全面に縁を横 一列に設け、それに各部屋を配置した横に長い形式である。当地は、平地が少なく傾斜をうまく利用するために考えられた知恵であろう。那須家住宅(別名鶴富屋敷とも呼ぶ)は、民家としては大きく太い材料を使用した椎葉独自の造りで寝殿造りの形態を残したものと言われる。 又首を組み合わせている屋根は寄棟づくりで、棟飾りとして九本の千木(チギ)が組まれている。重要文化財指定当時は茅葺きであったが、 昭和38年より火災防止のため銅板葺きに変更している。
(所在地)椎葉村中心部

お問い合わせ先
【教育委員会】
電話番号:0982-67-2850
村内無料電話番号:7-67-0081 / 7-67-0082
FAX番号:(0982)67-2825

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