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大久保のヒノキ

国指定天然記念物

日本一の大檜
日本一の大檜

八村杉から東、標高700mの山腹に大久保集落がある。その集落の奥に八村杉と同じく推定樹齢800年の日本一の大檜がある。幹周り9.3m、樹高32m、枝は東西32m、南北30mの広がりを持ち、樹幹に無数の枝幹が絡みつくようにそびえている様は壮観である。
大久保集落の人によると、「檜」はこの集落を開拓し住み着いた先祖の墓印であり、気が優しく女の墓印の木であるという。
あるとき、集落の女の人が山から作業の帰り道、また明日も来るからと思い、この檜の皮の間に「カビ」を置いて帰った。ところが、その人は夜中に目が痛くなりどうしようもなく、近所の祈とう師に見てもらったところ、「あなたは檜に何かしていないか、檜の方に何かある。」と言うので行ってみた。
すると消したと思っていた「カビ」の火が消えてなく、檜の皮が燃えていたそうだ。
先祖の檜が知らせたのだという。この焼け跡は集落の人が小さい頃まで残っていたそうだ。

椎葉村中心部から国道265号線経由 車で30分

お問い合わせ先
【教育委員会】
電話番号:0982-67-2850
村内無料電話番号:7-67-0081 / 7-67-0082
FAX番号:(0982)67-2825

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