冬色の殺風景な下松尾の棚田に今どき

春の色をそえているのが梅の花です。

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たんぼにも緑が増えはじめて・・

ノビルやヨモギが伸びて食卓に上るようになりました。

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旧暦の1月14日、小正月をかたくなに守り続けている下松尾地区
それなりの歴史があります。

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昔から地区の氏神様 お稲荷さん祭りがその日にあたります。

昭和30年ごろまでは臼太鼓踊りを奉納して盛大な祭りが開催されていましたが・・

後継者不足などで立ち消えになってしまいました。

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その昔、松尾の庄屋が隆盛の時代に寄進されたといわれる石の鳥居、

この辺鄙な山奥にどこからどのようにして運んできて建立したのか?

当時の 庄屋の権力の象徴でしょうか?


四方下がりの、下松尾を一望に見わたせる小高い山の上に

建立されている社にお稲荷さんが祀られています。

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神社の裏手の森の木には、

家族親族の無病息災、家内安全を祈願して

家族の人数ほどのカケグリという竹を

切って束ねてお神酒を注いで奉納するのが昔からの慣わしです。


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子供たちが楽しみにしている柳モチかざり、

今年も作って・・・
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そして 夕方には子供たちの鳥追い行事

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子供たちが少なくなったとはいえ、

鳥追い歌を唄いながら家々を回る子供たちの声が山峡にこだまして・・

ひと時の賑わいでした。

3月は木の芽立ちがにおいます・・・

孫が卒園  そして 1年生

待ち遠しいようです )^o^(