コロナウイルスが椎葉にも感染・・・の情報に 

平穏な山村ながら蜂の巣をつついたよう騒動です

グランドゴルフで・・・  ゲートボールで・・・ いきいきサロンでと・・・

高齢者たちが日々楽しんでいた行事が全てキャンセル ストップです

2・3日は家ごもり(今流にステイホーム)でしばらくはテレビを見たり家の周りの仕事をあれこれと・・・
が  心身ともにストレスがたまるばかり・・・

そこで 一人旅の徘徊でと 笹ノ峠に出かけてみました

情報では今朝の日の出は5時36分とか・・

旅装束はいつもはきなれた地下足袋で・・ 峠はまだ寒いと厚めのジャンバーで

しばらくぶりの峠道  風倒木などありはしないかと・・使い慣れた腰ナタに腰のこ
山の神にお供えするお神酒も・・・

 前夜のうちに準備万端整えておいて・・・

朝4時50分に我が家を出発です

と いっても峠のすぐ下まで林道ができているので登山というよりもハイキングみたいな・・・
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それでも一汗かいて登頂は5時30分  ちょうど東の空が茜色に染まって・・・

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正月の初日の出とはずいぶんとかけ離れた方向から太陽が顔を出しました

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峠からの日の出は何時見ても新たな感動で 思わず合掌してしまいます


持っていったお神酒を山の神にふりまいて・・・ 自分もおすそ分けを頂いて・・・

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しばらく山の神と語らいです


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何百年立っているのか??? ブナの巨木は悠然として新緑を芽吹いています

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昨年の台風でか???  大きな枝が折られているのが痛々しいです

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道中には高山のツツジの花が・・・

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峠から見下ろす神門盆地の雲海は見事です

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昔  長老たちの駄賃付けで峠越しの話の中に出てきよった「神門の朝霧は・・・」の話を思い起こします

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途中の追分に立っている石碑が目に付きました

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「右 畑村へ
 左 下松尾へ」

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明治40年建立・・  とあります

書物によると柳田國男が初めて椎葉に足を踏み入れたのが明治42年(1909年)7月13日だったとか

峠付近には交差路が多いので庄屋があった下松尾への案内標識だったのかも・・・



手前みそながら・・  
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林道から登山道への上り口に建立した碑

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あれから14年も経ったのか・・・ と 歳月の流れの速さを痛感します

帰りに大イチョウ公園にも立ち寄ってみました

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一時の間 コロナ騒動を忘れた癒やしの散策 徘徊でした