森の案内人「大国見会(おぐるみかい)」
■ 国見岳山開き
椎葉の野山も山桜やミツバツツジが咲きほこりいよいよ春の山歩きシーズン到来です。
国見岳は、宮崎県椎葉村と熊本県八代市との県境にある標高1,739m。日本300名山の一つに数えられる名峰です。九州のほぼ中央にあるため天候が良ければ、遠く雲仙や霧島なども望めるまさに国を見る事ができる山です。周辺ではブナやナラ、ヒメシャラなどの巨木が生い茂り、そこから流れる水は、深い渓谷を刻み深山幽谷、山紫水明の言葉がぴったりの山です。
台風災害によって道路が不通となり実施できなかった「国見岳」の山開きを6年ぶりに開催します。マイナスイオン200%の新緑の中を家族や友達を誘って歩いてみませんか?
期日:2010年4月29日(木)みどりの日
場所:椎葉村尾前 国見岳(式典:山池登山口)
日程:@受付 8時00分〜 8時30分(受付会場:椎葉村尾前 民宿おまえ)
@式典 10時00分〜10時30分(山池登山口)
※受付会場から式典会場まで車で約90分かかります。
@登山開始10時30分 ※登山時間約90分
@山頂祭12時20分〜12時40分
@下山開始13時00分
@下山確認15時30分まで(山池登山口)
参加費:高校生以上1,000円、小中学生500円
※記念品、保険料代などです。
申込み:4月25日(日)までに電話、FAX Eメールにて申し込む。
電話・FAX 0982-67-5959(民宿おまえ)
Eメール ogurumikai★yahoo.co.jp ★を@に直してください。
※当日参加も可能ですが、記念品などが用意できない場合があります。
問い合わせ:申込みと同じです。
弁当、お茶:各自持参です。
宿泊:希望されるかたは、お問い合わせ下さい。地元の民宿、旅館があります。
10/03/23
■ 2010年のイベント速報!!
今年のツアーイベントなど開催予定のものをお知らせします。
詳細は、内容が決まり次第お知らせします。
1.四季のトレッキングなど
★第3回国見岳山開き 6年ぶりの復活です。
4月29日(木)昭和の日
【春】時雨岳の「山芍薬(やましゃくやく)」に会いに行こう!
1回目 5月8日(土)、9日(日)
2回目 5月15日(土)、16日(日)
【夏】家族で体験!「椎葉の川遊び」
7月31日(土)、8月1日(日)
【秋】国見岳の紅葉を訪ねて!
10月23日(土)、24日(日)
【冬】冬の山歩き&椎葉の神楽を見に行って一晩地区民になろう!
?12月4日(土)、5日(日)
?12月11日(土)、12日(日)
?12月18日(土)、19日(日)
?12月25日(土)、26日(日)
2.ボランティア活動
?キレンゲショウマ増殖活動
日程調整中
?「先人の道」調査、復元事業
8月中旬予定
3.その他
随時、山登り・トレッキングなどガイド受付中!
10/02/04
■ 白鳥山周辺のアララギ保護を行いました。
11月13日(金)森林管理署より資材の提供と指導を受け、鹿の食害で危機に瀕しているアララギに防護ネットを巻く作業を行いました。
熊本県の泉・五家荘登山道整備プロジェクトの皆さん4名、宮崎、熊本両県の森林管理署の皆さん6名、椎葉村役場の林務担当の方1名、大国見会4名の総勢15名の参加でした。応援の皆さんありがとうございました。
当日は、あいにくの雨でしたが、予定の50本を上回る72本に設置することができました。中には、樹齢五百年以上のものが多くありました。なんとか樹勢を回復して欲しいものです。
アララギに限らず九州脊梁の森は、非常に危機的な状態です。ブナなどの幼木は食害で育たず、除草剤をまいたように草や低木が無くなり、乾燥した表土は、少しの雨でも洗い流されます。豪雨の時は、土砂災害が心配され山の麓に住む私たちや下流域の人の生活を脅かします。
鹿の食害や温暖化など様々な要因によるものと思いますが、森林や環境について多くの人に考えてもらえたらと思っています。
県境の峰越峠に集合
荷揚げ
ビーニール製の柔らかい網を巻いていきます。
樹齢数百年の巨木も無残に皮がはがされ痛々しい状況です。このような巨木がたくさんあります。
作業終了。参加者全員でパチリ。
※写真は、すべて泉・五家荘登山道整備プロジェクトから提供いただいたものです。
参考→http://www.gokanosyo.net/guide/event/html/seibi_list.html
09/11/17
■ ちょっと変わった山の主と紅葉
10月17日御池を数人のグループを案内したときのものです。
私たちの訪問に驚いて木に登るアオダイショウ君です。
こっちは、紅葉。見頃は、あと1週間ぐらいかと思いますが、それでも結構綺麗です。
09/10/20
■ 白鳥山付近のアララギ保護(鹿食害防護ネット設置)について
ボランティア募集!
山間地では全国的に鹿の異常繁殖による食害が報告されていますが、椎葉村でも森林の草木や農作物に大きな被害をもたらしています。
九州中央山地国定公園内の白鳥山付近でも貴重な高山植物や樹木の樹皮が食害され多くの種が絶滅の危機に瀕しています。(既に絶滅したと思われる種も多数あります。)
特に樹齢数百年の貴重なアララギ(イチイ)の被害は甚大でその多くが枯死しています。写真では、根本に近い部分がほとんど食べられています。最近食べた後が少し白い部分です。
別のイチイですが、こっちは枯死寸前です。葉が少なくなり樹勢が無くなっているのが分かると思います。
大国見会では、森林管理事務所の支援を得て、わずかに残ったアララギを守るためボランティアで幹に防護ネットを設置することにしました。
趣旨をご理解いただきご協力いただける方も募集しています。
※協力いただける方は、事前にメールでお知らせください。
【作業日程などについて】※現時点での予定です。
期 日:平成21年11月13日(金)
日 程:向山日添公民館(峰越の館) AM8:00集合
作業開始(唐谷登山口) 8:30
作業終了予定(唐谷登山口) PM3:30
向山日添公民館(峰越の館) 4:00解散
※慰労反省会検討中
作業内容:保護対象木約50本にビニール樹脂製のネットを巻き付ける作業
※唐谷登山口から白鳥山(御池)まで登り約40分の運搬あり
参加者 :大国見会、一般ボランティア、地元有志、森林管理事務所職員
その他 :弁当、お茶などは各自準備してください。
連絡先 :メール おぐるみかい@yahoo.co.jp
★「おぐるみかい」を「ogurumikai」に直してください。
09/10/16
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