「地域おこし協力隊」の募集について
2017年01月17日
椎葉村は、九州中央山地の中央部に位置し、宮崎県と熊本県の県境に接しており、面積537.29km2と広大で、その96%を山林が占め、地形は1,000mを越える峻険な九州山脈に抱かれ傾斜地が多く、集落はその山間に点在している自然豊かな中山間の村です。
また、平家落人伝説を伝える村であり、現在でも独自の文化を維持し、神楽、臼太鼓踊、ひえつき節をはじめとする民謡、民話等、古くから伝わる慣習や伝統文化を大切に継承しています。
基幹産業は豊かな自然環境と森林資源を活かした農林業であり、林業はスギ、ヒノキを中心とした木材生産を行っており、農業は高冷地の特性を生かし、花卉や野菜の生産を行っています。
こうした環境の中、村を活性化させる取り組みを行ってきているところですが、過疎・高齢化により人口減少が進み、人材の確保に苦慮しています。
このため、地域外からの人材や新たな発想・能力を積極的に誘致していく事としており、椎葉村の地域活性化に一緒に取り組んでいただける方を募集します。
※椎葉村はよく知らないので、一度行ってみてから考えたいという人には、お試し体験として椎葉村への旅費の半分(上限5万円)を助成します。
ただし、事前に申請書を椎葉村役場 地域振興課まで提出する必要があります。是非、ご活用下さい。
椎葉村地域おこし協力隊体験事業実施申請書(PDF) 椎葉村地域おこし協力隊体験事業実施申請書(Word)
椎葉村地域おこし協力隊体験事業採補助金交付申請書(PDF) 椎葉村地域おこし協力隊体験事業採補助金交付申請書(Word)
椎葉村地域おこし協力隊体験事業採補助金交付請求書(PDF) 椎葉村地域おこし協力隊体験事業採補助金交付請求書(Word)
1.募集内容(募集人員はそれぞれ若干名)
・「秘境de農業」
椎葉村では高冷地を活かした園芸が盛んですが、生産者の高齢化により離農が増えつつあります。そのため、ビニールハウスでの農業を熟練者の指導で学び
ながら、農閑期などに6次化などを取り組み、新たな収益を得られる取り組みにチャレンジする人を募集します。任務終了後は就農することが条件となりますが、
基盤整備されたハウス等をリースで借りれるなど就農しやすい環境も準備します。
・「移住コーディネーター +α」
椎葉村では移住に積極的に取り組んでいますが、さらに充実を図っていこうと考えています。秘境であるが故に他の地域にはない自然や人の営みなど魅了する
資源が多くあります。あなたならではのONLY ONEな移住をコーディネートしてください。
また、移住コーディネートだけでは任期後の定住に不安があるので、その後につながるプラスαをあなたのアイデアとして提案し、取り組んでください。
・「インバウンドリーダー」
「日本三大秘境」と呼ばれる椎葉村は、ほかにはない大自然や世界農業遺産に認定された焼き畑、26地区のある神楽などの伝統文化など様々な資源が溢れてい
ます。こうした資源を生かしたツリーハウスや棚田展望台、様々な体験メニューなど魅力ある観光地作りに取り組んでおり、昨年度に日本版DMO登録法人の
第1弾として認定されました。
こんな椎葉村を世界に向けて発信し、日本のみならず外国人旅行者にも訪れてもらえる地としてくれる方を募集します。
・「百のなりわい創生塾」コーディネーター 【募集終了】
「生きる力」として必要なモノを学ぶために人と人を繋ぐ!そこから新たなモノを想像する。そんな場をあなたの手で創ってみませんか。以前の日本では百ほ
どもある様々な仕事を組み合わせて「百姓」として暮らしていました。そこには様々な知恵や技があり、当たり前のように受け継がれていました。
しかし、それを知るものが居なくなりつつあります。今の世の中だからこうした昔の営みを学び、そこから新たな価値や意味を見いだすことが重要です。
こうしたモノを学ぶためのコーディネートを行い、世界中の人々につなげる最先端の学び場を創ってみませんか。
・「雑穀女子」
地形的に稲作が困難であった椎葉村では、焼畑などによる雑穀が主要な食物でありました。
また、広大な森林を有する椎葉村には多くの山野草があり、昔の人は食や薬などの活かし方を知っていましたが、それを知る人は急激に減っています。
自然の力で育ったこうした雑穀や山野草を、「食」を中心として生産から加工、販売などを女子ならではの感覚でブランディングしてみませんか?
・「尾八重地区活性化支援」
椎葉ダム湖の畔にある「ひえつき節」発祥の地、尾八重地区では様々な地域活性化に取り組もうと地域が熱くなっています。
たとえば、既設の無人販売所をもっと人が集まり喜んでもらえる場所にしたいとか、「ひえつき節」を世界に発信しながら伝承していきたいなど。
あなたの力があればもっと色んな取り組みが出てきて更に盛り上がるのは間違いありません。
尾八重地区の未来づくりをあなたと地域の人々とでチャレンジしてみませんか!
・「仲塔地区活性化支援」
椎葉村の玄関口の仲塔地区は神楽や仲塔渓谷など自然・文化が魅力的な地域です。
この地区にある「仲塔小学校跡」施設を拠点として、地域の人々やソトの人が集まり、盛り上がるような活動に取り組んでくれる人を募集します。
現在は活用案として、地域の人々が集まるコミュニティ機能のほかに、地域の人々がつくった農産物の販売や、村外からの来訪者の簡易宿泊所といっ
た事が出されています。
地域の人々とともに、楽しく夢がある施設を創ってみませんか。
3.募集対象
(1)昭和52年4月2日~平成8年4月1日までに生まれた方で次のすべてに該当する方が対象となります。(秘境de農業のみ着任時に45歳未満で可)
(2)現在、三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域以外)に在住しており、採用決定後、椎葉村に住民票を異動し、移住できる方。
(3)普通自動車運転免許を有し、実際に運転できる方(MT、AT限定は問いません)
(4)心身ともに健康で、地域おこし活動に意欲と情熱があり、積極的に活動できる方
(5)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
(6)活動終了後、起業・就業し、定住する意欲のある方
(7)パソコン(ワード・エクセル等)の操作が行える方。
4.勤務時間
(1)週5日間、8時30分~17時15分までの勤務となります。
勤務時間等については、業務内容により変動することがあります。 特に農業は、農繁期は変動する事になります。
(2)年次休暇があります。
5.雇用形態
(1)椎葉村の嘱託職員として、村長が委嘱します。
(2)期間は、委嘱の日から1年間とします。なお、期間は更新することができ最長で委嘱の日から3年間となります。
着任開始日は面接や採択決定などの日程により相談の上、決定しますのでご了承下さい。
6.待遇及び福利厚生
(1)給与 月額166,000円
(2)住宅 椎葉村で確保します。家賃については、「秘境de農業」の隊員は就農した際に所得の差が大きくならないように3万円/月までを隊員で負担し、それ
を超える部分を村で負担します。それ以外の隊員については、全て村で負担します
(3)諸手当 年2回賞与(月額報酬相当を2回) 通勤手当は通勤距離に応じて
(4)社会保険等 厚生年金、雇用保険等に加入します
(5)その他 活用に要する車両は個人の車両を使用し、走行距離に応じて費用を支払います。パソコンは村「秘境de農業」以外は村で用意します。
7.応募方法
(1)「地域おこし協力隊」応募用紙及び目標レポートをダウンロードし、必要事項の記入と写真を貼り下記住所まで郵送してください。なお、1人で複数の業務に申し
込む事は可能ですが、それぞれにレポートを作成して下さい。
Wordファイルデータ:応募用紙(Wordファイル) PDFファイルデータ:応募用紙(PDFファイル)
(2)応募期間 平成29年1月31日(火)
(3)メールアドレスは携帯電話以外のものを記入してください
(4)応募先
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1762-1
椎葉村役場地域振興課 企画情報グループ
「地域おこし協力隊」担当 椎葉 豊
TEL 0982-67-3203
9.選考
(1)第1次選考
書類選考の上、結果を応募者全員にメール及び郵送で通知します。
第1次選考合格者には、2次選考に日時を通知します。
(2)第2次選考
椎葉村役場において第2次選考試験(面接試験)を実施します。なお、第2次選考試験のために必要な交通費等は個人負担となります。
選考結果は、後日、メール及び郵送で通知します。
10.その他
(1)募集に関する質問は、椎葉村公式ホームページのお問い合わせフォームにてお願いします。