先人の知恵袋

  
 (例年の女神像公園の桜の様子)            
 
 満開の桜の下でのお花見が心待ちにされる季節。この時期、気象庁や気象台では、「桜が開花した」や「満開になった」と発表します。13日に宮崎県でも桜の開花が発表されました。平年より11日早い発表となりましたが、「ん?椎葉はもう、桜が咲いちょったが!」と思った人はいませんでしたか?

 桜の開花・・・。その目安は、どういったものなのでしょう。

 「開花」は、標本木の花が5〜6輪咲き始めた状態です。「最初の1輪が咲いたら開花ではないの?」と思いますが、1輪だけだとたまたま咲いたということもあるので、数輪が基準になっています。次々と花が咲いて、8割以上のつぼみが開いたときが「満開」です。

 開花、満開を観測する標本木と呼ばれる木は、気象台ごとに決められていて、毎年同じ木で観測されています。

 宮崎県の標本木は、宮崎市船塚の文化公園にあります。花の季節になると、予報官が観測を行います。満開を観測しているのは「桜」だけですが、開花は、早春の「梅」や「椿」、晩春の「ツツジ」や「フジ」、夏の「アジサイ」、秋の「ハギ」「ススキ」など、いろいろあります。

 地域の桜やお花見スポットの桜と標本木とでは違いがありますので、注意してお花見の計画をたてたほうがいいかもしれません。

 明日は、村内の中学校卒業式です。卒業生の門出を、桜の花もお祝いしてくれることでしょう・・・。

  
 
 今週のおすすめレシピは、12日(火)に行われた「わくわくドキドキ体験学習」で椎葉村食生活改善推進委員さんが中学生に作ってくれたお弁当『わくわくドキドキまごころ弁当』のおかずから紹介する、【豚つくねなす包み】です。

 まずは、材料です。(4人分)
○材料 分量
なす 2本
豚ひき肉 160g
山芋すりおろし 20g
生姜汁 10g
ゴボウ 40g
生しいたけ 40g
赤味噌(タネ用) 12g
にんじん 60g
グリンピース 4個
☆赤味噌 40g
☆砂糖 大さじ1
☆みりん 大さじ3
☆だし汁 大さじ3
☆片栗粉 小さじ1/3


 続いて、作り方です
手順 作り方
? なすのへたを除き、縦に2〜3?の厚さに切り、水にさらす。
? ゴボウをささがきにして水にさらす。
? しいたけはみじん切りにし、山芋、生姜汁、味噌、豚ひき肉と混ぜ合わせ、タネを作る。
? ラップを敷いてなすを放射状に広げ、丸めたタネを中心に置き、なすで包む。ラップで丸く包んで、レンジに5分かける。
? ☆の材料を鍋で一煮立ちさせる。
? 人参は花型に切り、グリンピースと茹でる。
? 器にソースをひいて?を置き、人参とグリンピースをのせて完成!

 冷めても美味しいお弁当のおかず。もちろん夕食のメニューでもどうぞ!

 ここ数日、ポカポカとした春の陽気が続いています。これまで寒くて、家の中に閉じこもりがちだった人も、散歩などして外の空気を吸って、太陽の光を全身で感じるのもいいかもしれません。

 3月のおすすめのお風呂は・・・「よもぎ湯」

 日本各地の山野や道ばたなどに自生するキク科の多年草です。とても身近な薬草として知られています。通称『万能薬草』と言われるほど薬効が高く、栄養価も高いので健康食として注目されています。昔から当村でも草餅や草団子の材料として親しまれています。また、よもぎの葉の裏にある綿毛を乾燥させたものは「もぐさ」といわれ、お灸として幅広く利用されています。

 よもぎの香りは邪気を払うとされ、古くから魔除けに使われるほか、入浴にも利用されていました。よもぎ湯は、結構を促進させるので、肩こりや腰痛、神経痛などを和らげる働きがあります。また、精油成分も豊富に含んでいるので、擦り傷、切り傷の止血や殺菌作用にも効果的です。よもぎの香りはストレス解消や安眠にも良いとされています。

 では、よもぎ湯の作り方です。

生のよもぎを使う場合

 お風呂1回に使うのは、茎先20?くらいの生のよもぎ5〜6本です。
 細かく刻んで、水から煮出します。煮汁だけこしてお風呂に入れます。

乾燥したよもぎを使う場合

 6月から7月によく育った葉を摘み取り、水洗いをして陰干しをします。
 30gを布袋に入れて、浴槽に入れます。 

 よもぎ湯は体のすみずみまで血液が循環します。手の甲などの末梢血管まで行き渡るため、全身がポカポカです。よもぎの葉が出てきたら、散歩ついでによもぎを摘んできましょう。そして、よもぎのお風呂で一足早い春を感じながら、ゆったりと癒されてください♪

※今回は、画像はありません。  
 
 今週のおすすめレシピは、椎葉村食生活改善推進委員さんが、中学生男子にあわせて作った『わくわくドキドキまごころ弁当』のおかずの一品【鮭しそ巻きハンバーグ】です。

 まずは、材料です。
○材料 分量
120g
☆ネギみじん切り 大さじ1
☆酒・醤油 各大さじ1
☆生姜汁 小さじ1/2
☆こしょう 少々
大葉 4枚
片栗粉 少々
サラダ油 小さじ1/2


 続いて、作り方です
手順 作り方
? 鮭の皮と骨を取り除き、フードプロセッサーにかける。
※フードプロセッサーがない場合は、ミキサーを使っても、すり鉢ですりつぶしてもOK!
? ?に☆の材料を入れ、練り混ぜる。
? ?を4等分にして小判型に整え、裏側に片栗粉を振った大葉を貼り付ける。
? 油を熱したフライパンで弱火で火が通るまで両面を焼けば完成!

 冷めても美味しいお弁当のおかず。もちろん夕食のメニューでもどうぞ!

  
 
 今週のおすすめレシピは「椎葉平家まつり特産品コンテスト2012」 椎茸料理の部出品レシピ 本郷地区 椎葉 豊香さんのお料理【椎茸サンド天】です。
 
 まずは、材料です。
○材料 分量
生椎茸 18枚
鶏挽肉 150g
人参 30g
ゴボウ 50g
ほうれん草 50g
山芋 50g
1個
小麦粉 適宜
揚げ油 適宜
☆砂糖 大さじ2
☆醤油 大さじ2
☆みりん 大さじ1弱


 続いて、作り方です
手順 作り方
? 椎茸(8枚)の石づきを取り、カサの内側に小麦粉を薄く振っておく。
? 山芋をすりおろす。
? 人参、ゴボウ、椎茸をみじん切りにして茹でる。
ほうれん草はサッと茹で、細かく切って水気を切る。
? 鶏挽肉に山芋、卵、?の野菜を入れ混ぜ、☆の調味料で味付けをする。
? ?の椎茸のカサの部分に?の具を詰め、小麦粉を薄くまぶして油で揚げる。
? 器に野菜などと一緒に盛りつけて、完成!

 椎茸がたくさん採れるようになりました。夕食にぴったりのこのメニュー!
 たくさん作って、お弁当のおかずにも良さそうですね♪

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