先人の知恵袋

  毎月19日は『食育の日』です。食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。

 そこで今回は、郷土料理のレシピをご紹介しましょう。今の若い人は作り方を知らない方も多いでしょう『煮しめ』です。
 
 まずは、材料です。(4人分)
 
材料 分量
たけのこ 3本
昆布 17g
乾椎茸(小) 4枚
切り干し大根 20g
こんにゃく 適量
ぜんまい 適量
薄揚げ 2枚
たまご 2個
だし汁 適量
砂糖 大さじ2
薄口醤油 大さじ1
濃口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1


 続いて、作り方です
手順 作り方
? たけのこを4cm位の長さに切る。
? 昆布は結んでおく。
? 乾椎茸は水で戻しておく。
? こんにゃくは5mm位の大きさに切り、真ん中に切れ目を入れてくぐらせる。
? ぜんまいは数日前から水で戻しておく。
? 薄揚げは、片方の端に切れ目を入れそこから卵を割って入れ、楊枝でとめる。
? 鍋に材料全てを入れ、だし汁をひたひたになるまで入れ、煮立ったら、調味料を全て入れ煮詰める。

 食育の基本は、昔ながらの懐かしい味。おふくろの味、おばあちゃんの味です。今後、子ども達が親元を離れても、「あ〜お母さんのご飯たべたいな〜」と思ってもらえるような食生活を送れるといいですね。

 今回は写真がありません。ご了承ください。


今回のレシピは、食改さんが教えてくれる『野菜のカレー炒め』です。 
 
 まずは、材料です。(2人分)
 
材料 分量
ブロッコリー 3切れ(約30g)
キャベツ 1/2枚(約40g)
ピーマン 1/8個(約5g)
にんじん 1/8個(約15g)
乾燥ひじき 1g
シーチキン(小) 1/8缶(約10g)
★カレー粉 小さじ1/2
★酒 小さじ1/2
塩こしょう 少々
サラダ油 少々


 続いて、作り方です
手順 作り方
下準備 ブロッコリーを小房に分け、熱湯でさっと茹で、水気を切っておく。
キャベツ・ピーマン・人参は小さく食べやすい大きさに切っておく。
? お湯に固形スープの素を入れ溶かしておく。
? ★の材料を混ぜ合わせておく。
? フライパンに油を熱し、ブロッコリー、キャベツ、ピーマン、ニンジン、ひじきを炒める。
? ?に?を入れ、水気がなくなったら油を切ったシーチキンを加えて混ぜ合わせる。
? 最後に★を入れ手早く炒め合わせて完成!

 カレー粉とシーチキンの味でたっぷりの野菜も食べやすくなります。

 
 今回から、栄養士、食改さん、村民の皆様、そして椎葉村に伝わる郷土料理をご紹介するコーナーとして内容を新たにお送りします。

 明日6日(金)は、村内各児童館・保育所の入園式です。子ども達が児童館や、保育所に通園し始めると、毎日お弁当づくりで忙しくなりますね。そこで今回は、お弁当のおかずにぴったりのお料理を紹介します。

 栄養士 甲斐ミハルさんが教える『高野豆腐チーズサンドフライ』です。 
 
 まずは、材料です。(5人分)
 
材料 分量
高野豆腐 5枚
だし汁 500cc
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
小さじ1/4
チーズ 2〜3枚
大葉 3枚
焼き海苔 1枚
小麦粉 適量
適量
パン粉 適量
揚げ油 適量


 続いて、作り方です
手順 作り方
? 鍋にだし汁、砂糖、みりん、醤油、塩を入れ沸騰させ、そこに高野豆腐を入れ煮る。
? 煮汁が少なくなったら、少し冷まして軽く絞り、半分に切る。
? 厚みを半分に包丁を入れチーズと大葉をはさみ、海苔で巻く。
? 水で溶いた小麦粉をくぐらせ、パン粉をつけて油で揚げる。
? 適当な大きさに切って完成!

 平成23年度3月に中学3年生を対象に実施された『わくわくどきどき体験学習』での食改さんが作ったお弁当にも入っていたこのおかず。冷めてもおいしいお弁当のおかずにぴったりです。もちろん、熱々のうちに夕食としても家族みんなが喜ぶ一品です。

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