先人の知恵袋

 本村は、約96%が山林であり、私たちの生活に大切な役割を果たしています。年々、自然破壊が進んでいく中、これほどの山林があり、自然と共に暮らしている私達は、とても贅沢なのかもしれません。
 
 また、最近では地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収源として期待されていることから、本村の山林の果たす役割はこれまで私たちが考えていたより、もっと大きなものとなっていくことが考えられます。
 
 ところが、山林は一旦火事などで失われるとその大切な機能が回復するために何十年もの年月がかかります。そしてその山火事のほとんどは、人間の不注意によって起きているのです。
 
 山火事の発生には、季節的な特徴があり、約6割が冬から春先にかけて集中して発生しています。冬は落ち葉が積って燃えやすい状態になっていることや、季節風が強く、乾燥した状態になるなど自然条件が重なること、また、春先は、行楽や山菜とりのために山に入る人が増加するほか、農作業などでの枯草焼きなどが山林に飛び火するなどの原因があります。発生した林野火災のうち15%は原因不明ですが、原因が分かっているものの中で最も多いのが『たき火』。次に、『放火や放火疑い』、『たばこの火の不始末』『火入れ』となっています。

 このように、日本の林野火災は、落雷など自然現象によるものは極めてまれで、そのほとんどが人間の不注意によるものなのです。
 
 裏を返せば、私たち人間が気を付ければ、多くの山火事を防ぐことができるということになります。
 
 では、山火事予防に当って注意する事は何でしょう。

 1.枯草などのある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。

 2.たき火など火を使っている時はその場を離れず、使用後は完全に火を消すこと。

 3.風が強い時、空気が乾燥している時には、たき火・火入れをしないこと。

 4.火入れを行う時には、許可を必ず受けること

 5.タバコは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すと共に、投げ捨てないこと。

 6.火遊びはしないこと。
 
 一人ひとりが山林の大切さを認識し、防火意識を高めることが大切です。かけがえのない貴重な山林を守るため、また死傷事故・財産の損失を防ぐためにも、皆様のご協力をお願いします。
 
 そして、1人暮らしや高齢者だけのご家庭には、隣近所で声を掛け合い、地域ぐるみで火災防止に努めましょう。


 
 先日10月12日に毎年恒例となっております『椎葉平家まつり特産品コンテスト』が開催されました。
 
 今年も加工品部門に加え、椎葉村の特産品として『しいたけ』のより一層の振興と消費拡大を目指し、『しいたけ料理』部門の他、『椎葉ならでは料理』部門の計3部門に、むらおこしグループ会員や一般の方から54作品が出品されました。
 
 試行錯誤の末完成した美味しいお料理の数々。今週からしばらく『先人の知恵袋』のコーナーをお休みして、『今週のおすすめレシピ』のコーナーで村民の皆様にご紹介して参ります。

 今回、ご紹介する料理は、椎葉平家まつり特産品コンテスト「椎葉ならではの料理の部」優秀賞受賞 追手納地区 椎葉サダメさんのお料理【いもぼうず】です。
 
 まずは、材料です
 
材料 分量
里芋 適宜
椎茸 適宜
猪肉 適宜
にんじん 適宜
大根葉 適宜
いりこだし 適宜
薄口しょうゆ 適宜

 続いて、作り方です
手順 作り方
? 里芋の皮をむいて茹でる
? 猪肉は湯通しして小さく切り、その他の椎茸、にんじん、大根葉も小さく切る
? ?をいりこだしと薄口しょうゆで炊く
? 里芋をつぶして、?と混ぜ合わせ、ほどよい大きさに丸めて出来上がり!
 

 サダメさんの美味しさポイントは、「昔は、おかずにしたり、おやつに食べていました。柔らかいので、お年寄りから子どもまで食べられます」ということでした。
 
 寒い冬、椎葉の懐かしい料理を食べながら、昔話に花を咲かせる・・・。そんな夕食もいいかもしれませんね。

 
 先日10月12日に毎年恒例となっております『椎葉平家まつり特産品コンテスト』が開催されました。
 
 今年も加工品部門に加え、椎葉村の特産品として『しいたけ』のより一層の振興と消費拡大を目指し、『しいたけ料理』部門の他、『椎葉ならでは料理』部門の計3部門に、むらおこしグループ会員や一般の方から54作品が出品されました。
 
 試行錯誤の末完成した美味しいお料理の数々。今週からしばらく『先人の知恵袋』のコーナーをお休みして、『今週のおすすめレシピ』のコーナーで村民の皆様にご紹介して参ります。

 今回、ご紹介する料理は、椎葉平家まつり特産品コンテスト「椎茸料理の部」優秀賞受賞 松木地区 椎葉惠子さんのお料理【椎茸のポタージュスープ】です。
 
 まずは、材料です
 
材料 分量
生椎茸 200g
乾スライス椎茸 適量
タマネギ 中玉 1個
固形コンソメ 2個
300cc
牛乳 250cc
生クリーム 適量
ジャガイモまたは、ご飯 100g
塩こしょう 少々

 続いて、作り方です
手順 作り方
? 椎茸は石づきを取って薄切り、タマネギも薄切りにする
? ?をバターとオリーブオイルで焦がさないよう、水気がなくなるまで炒める
? 水・コンソメ・スライスしたジャガイモを入れ、15分〜20分アクを取りながら煮る
? 少し冷ましミキサーでペースト状にする
? 鍋に移し、牛乳を入れ一煮立ちさせ、塩こしょうで味を調える
? 器に盛り少量の生クリームを回しかけ、素揚げした乾スライス椎茸を散らして完成!
 

 惠子さんの美味しさポイントは、「ジャガイモの代わりにご飯を使うときには、焦げやすいので注意します。また、乾椎茸で作る場合は味が濃くなるので分量を減らすといいですよ!」ということでした。
 
 寒い夜に、あたたかい椎茸のポタージュスープ。心も体もあたたまりますね。今夜の食卓にいかがでしょうか?

 先日10月12日に毎年恒例となっております『椎葉平家まつり特産品コンテスト』が開催されました。
 
 今年も加工品部門に加え、椎葉村の特産品として『しいたけ』のより一層の振興と消費拡大を目指し、『しいたけ料理』部門の他、『椎葉ならでは料理』部門の計3部門に、むらおこしグループ会員や一般の方から54作品が出品されました。
 
 試行錯誤の末完成した美味しいお料理の数々。今週からしばらく『先人の知恵袋』のコーナーをお休みして、『今週のおすすめレシピ』のコーナーで村民の皆様にご紹介して参ります。

 今回、ご紹介する料理は、椎葉平家まつり特産品コンテスト「椎葉ならではの料理部門」最優秀賞受賞 松木地区 椎葉喜久子さんのお料理【ブナハリダケの唐揚げ】です。
 
 まずは、材料です
 
材料 分量
ブナハリダケ 適宜
ニンニク 適宜
片栗粉 適宜
醤油 適宜
揚げ油 適宜

 続いて、作り方です
手順 作り方
? ブナハリダケを食べやすい大きさに分ける
? ?を10分ほどニンニク醤油につける
? 片栗粉をまぶし揚げる
 

 喜久子さんの美味しさポイントは、見た目はまるで鶏の唐揚げですが、食べるとキノコの風味たっぷりです!ということでした。
 
 今回のお料理に使っているブナハリダケは、主にブナの倒木に重なり合うようにして生える扇形の白いキノコです。とても強い芳香を持ち、傘は半円形〜扇形で縁が波打っています。始めは全体に白色で、老成すると黄色っぽいクリーム色になります。
 発生は秋の早い頃がピークです。

 秋の食材を使った椎葉ならではのお料理。皆様も是非、お試しください。

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